弾き語りを始めた理由
ギター弾き語りやってみたい!やれるようになりたい!そういつも思っているけど、まだ一歩ふみだせてないっていうあなたに伝えたい。
僕は弾き語りを始めて10年、ギターも歌も上手いとは言えないけれど今も趣味として続いている。
「上手くなっていないのならダメでしょ!なんで続けてんの?そして偉そうに語っちゃってんの?(弾き語りだけに😆)」そんな疑問とクレームがあるかもしれない。
それに答えるとするならば
「ギターの弾き語りが好きだから」そして「楽しめるようになったから」に他ならない。
なぜ楽しめるようになったのか?
それは「ギターを弾きながら歌を歌う」と言うことが自分なりに出来るようになったからだ。そう、下手だと言ってもまったく上達していないわけではない。始めたばかりの頃にくらべるとかなり上手くなっているはず。
「上手くない」と言うのは一般的に上手いと言われる人のレベルには達していないと言うこと。部屋で一人で歌っているだけではあるが、ギター弾き語りを楽しめるようになった。
そう、個人的に楽しめる程度には上達した。
ギター弾き語りを始めた理由は二つ。
一つは憧れ、「ギター一本で演奏して歌を歌える人」にメッチャ憧れたんだよね、始めた当時は「山崎まさよしさん」に憧れてた。
もう一つは歌が大好きなのに歌が下手だったこと、どう言うことかというと、友達とカラオケに行っても下手すぎてぜんぜん歌えないんですよ。それも「笑えるヘタさ」という、あるいみ貴重な価値をもったヘタさではないんです。
それは
「笑えないヘタさ・・・」
これほど辛いことはないです本当に。
酒飲んで酔っ払って気が大きくなって「もしかしたら歌えるんじゃないかと」と思い歌うんだけど、いつも「笑えないヘタさ」で撃沈。この繰り返し。
「恥ずかしい、悔しい、帰りたい」
こんな日々を送っていた。
そこで始めたのが「ギターの弾き語り」だったんだよね。
「誰にも聞かれない、とりあえずは一人なので恥ずかしくない、自分で伴奏して自分で歌うなんてカッコよすぎる」
こんな理由で僕のギター弾き語りライフは始まった。
本当の始めは楽しくもなかった
ギター弾き語りを始めた時の僕のレベル感について言うと、「歌はかなりのヘタでまったく高い声が出ないし音程は弱々しく不安定。ギターに感しては初心者ではなく高校時代に少しかじっていた、簡単なコードは弾ける」といった感じ。
なので歌を楽しむために「ギターで伴奏しながら歌う」と言う行為を正直なめ切っていた。
「こんなの簡単に出来るだろ!ヒャッホーイ⤴️」・・・
・・・あれ?全然出来ない(汗)
せっかくギターの伴奏で歌を練習しようと思ったのに、歌を楽しもうと思ったのに全然出来ない。
「〇〇しながら△△をする」と言うことがこんなに難しいとは知らなかった。この二つをピッタリと融合させることがこんなに難しいとは思っても見なかった。
出来ないどころの話ではなく、この二つを同時にやろうとするとヘタな歌はさらにヘタになり、そもそもギターのリズムと歌がぜんぜん合わない、歌はギターにつられギターは歌につられリズムはバラバラ。
こんなはずじゃなかった。
でも「ギター弾き語りを出来る人」への憧れが強すぎる僕は、自分の歌の下手さに絶望しながらもほぼ毎日ギターでコードを鳴らしそれに合わせて歌い続けた。
パソコンを起動する、「曲名 コード」をググる、検索結果にコード譜と歌詞を見ることが出来るサイトが複数ヒットするので適当に選んでクリック、ギターを抱える、弾き語る。
この繰り返しでしかないのだけど10年続けた。
歌は下手なままだけど、今僕はコードストロークをしながら歌うことを楽しめるようになった。
最初は楽しくなかったし絶望しながらだったけど、続けていて本当に良かったなと思う。
ギターの弾き語りに興味ある人は是非始めて欲しい。
素晴らしい趣味ですよ。
歌の上手い人は最初の絶望期間も少ないだろし、下手な人も続けていればかならず楽しめるよになるよ。
ギター弾き語りに必要なもの
僕が思うギターの弾き語りに必要なものを紹介するよ。
まずは絶対に必要なもの
- ギター
次はないと相当不便なもの。
- カポ
次にあるとものすごく効率が上がるもの。
- チューナー
- インターネット環境
- ギタースタンド
次は出来ればあったほうが良いもの。
- ピック
- ギタークロス
以上、ギター弾き語りをする上で必要だと思われるものをあげましたが、僕にとっては全てが大事なものになります。
では一つずつ見ていきましょう。
ギター
何故かの説明はいりませんね。
どんなギターでも良いのですが、一般的にはアコースティックギター略してアコギを使います。
例えばこんなヤツ

アコースティックギター、クラシックギター、エレクトリックギターとか色々ありますが、多くの弾き語りする人はスティール弦を使ったアコースティックギターを使っています。
クラシックギターも電気を使用していないのでアコースティックギターだとも言えますが、ここではスティール弦を使用したものをアコースティックギターと呼びますね。このたてわけは一般的にもそうだと思います。
アコースティックギター(アコギ)の特徴は「音量が大きく、はっきりした明るい音」それに対してクラッシックギター(クラギ)は「丸くて温かい音」という感じです。
もちろん音が好きだったり、音楽の種類によってはクラシックギターも全然ありですよ。ボサノバやフラメンコ、ポップスなど幅広く使われています。
でもやっぱり一般的にはアコースティックギターですね。
ギター選びに迷ったら参考にして下さい。
カポタスト
カポタスト略してカポとはギターの指板に取り付けてキー(音の高さ)を変化させる道具です。
例えばこんなヤツ

こんな感じで使います。
写真では開放弦(弦を押さえない状態)の音の高さが一音半上がったことになります。
どのような時に使うかというと僕の認識では3点あります。
- 音の感じを変えたい場合
- コードの押さえ方はそのままで「キー(音の高さ)」を変えたい場合
- 押さえやすいコードに変換したい場合
1番目の理由で使う人はほぼいないと思います。でも音の感じが変わるのは間違いないです。
2番目はカラオケのキーチェンジャー的に使う方法です。
3番目はなるべく開放弦を使ったコード(ローコード)にすることによって楽に弾けるようにする方法です。
僕としては3番目の押さえ方を簡単にしたいという理由で使ってますよ。
チューナー
ギターのチューニングを合わせる道具です。音を合わせる道具です。
チューナーがなければ他に音叉を使うとか正確な音程の出る他の楽器を使うとか方法はありますが一番便利で簡単なのはやはり専用のチューナーがいいと思う。絶対音感がある人以外は準備したほうがいいでしょう。
練習を継続するという観点から、使う道具は「手軽で簡単」というのが大事です。
僕のオススメはクリップチューナー
例えばこんなヤツ

今、6弦が「E」の音に合っているところ。
常にクリップチューナーをギターに付けておくことで、いつでも手軽にスピーディーにチューニングを合わせることができますよ。
インターネット環境
これは、有ると無いとでは練習の効率がまったく変わってきます。
理由として(僕の場合)は
- 練習したい楽曲を確認するのにユーチューブを使っている。
- コード譜と歌詞の確認をするために「コード譜サイト」を利用している。
この2つです。
楽曲の確認については音楽サブスクとかCDを買うとか他にも方法はありますが僕はユーチューブを課金せずに使ってます。
コード譜サイトは、楽譜を買うとか自分で耳コピするという方法もあるけど、手軽で早い分かりやすいと言う意味では「コード譜サイト」が非常に良いと思いますよ。ただし使っているうちに広告がかなり邪魔になってくるので僕は課金して使ってます。
課金しての僕の感想
「広告がなくなりものすごく快適だ。どれだけの時間を広告を見ることに使ったんだろう。他にも開放される機能が沢山あって嬉しい。課金した価値は十分にあったな。」
と言う感じです。
インターネット環境は練習効率に絶大な威力を発揮しますよ。
ギタースタンド・・
何故必要かと言うと、ギターケースにしまってしまうと継続にとって大切な「ギターをすぐ手にとれる状態」ではなくなる。かといって床に寝かせておくのは邪魔になるし壁に立てかけたりしたらギターが倒れて破損の原因になる。なのでギタースタンドはギターの保護と練習継続のために重要です。
ピック
指でも弾けるけど一枚100円ちょっとで買えるので持っていたほうが良いでしょう。

よく使われている代表的なピックはティアドロップ型とオニギリ型です。
正直言って、どのピックでも良いと思っています。
好みの問題ですね。
最初は自分の好みも分からないと思うけど、弾いているうちに引き心地とか音のニュアンスの違いが分かるようになってくるので、何種類か買っておいて色々試してみても良いと思いますよ。
ただ、どのピックだかうまく弾けないとかはないです。
とは言いつつ、最初に買うのにオススメのピックを紹介しますね。
それは「おにぎり型」写真の中央に写っている三角のヤツ。ピックは消耗品で、使っているうちに先がだんだん減ってくるんだけど、この「おにぎり型」は先が3箇所ある。つまり一枚で3度美味しい仕様なのです。厚さはとりあえず1ミリくらいが無難かと。
とにかく、どんなピックでもギターは弾けるので安心して選んでOKです。
ギタークロス
ギタークロスとは、ギターをふく布です。ギター用のフキンです。
これはギターの演奏とは関係がないけど僕の中では超超蝶々重要です。
買って下さい。
買わなかったとしても必ずやって欲しいことがあります。
それはギターを弾き終わったらギターを拭くということです。特に今から言う金属部分は毎回拭いて下さい。これは絶対です。ギターをやめて捨てるならやらなくてもかまいません、そうでないのなら必ずやって下さい。
アコースティックギターの金属部分と言えば「ペグ」そして「フレット」「弦」の三つです。
ペグを拭くのはたまにでもいいでしょう。しかし「フレット」と「弦」はお願いだから拭いて下さい。
それは何故か?
ペグに触れるのは特別な理由がなければ指だけです。しかしフレットと弦は、お互い金属同志が接触し擦れ合う、つまり削り合うということです。
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